人呼んで、「必殺仕事人」

熊本では、数少ない女性鍼灸師です。

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私が鍼灸師を目指したきっかけは、 小学生まで遡ります。

当時、陸上部に所属し、 中学生から高校生まで

６年間競技に没頭しましたが、

その頃、故障も多く、苦労しました。 　

この経験があったので、

スポーツ選手のケアを学びたいという気持ちが芽生え、

自分がケアしてもらっていたこともあり、

鹿児島にある、鍼灸師の学校に通い始めました。

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卒業して初めに勤めたのが、

病院附属鍼灸院という

かなり珍しいスタイルの病院で、

そちらでは

通常の鍼灸院での仕事はもちろんのこと、

多岐にわたる仕事を毎日こなす日々でした。

当時はかなり大変だったのですが、

あの経験が今の私を支えています。

 

それからしばらくして、

妊娠がわかり嬉しい反面、

体のトラブルが多く、

仕事を辞めざる終えない状況となりましたが、

トラブルは続きます。

 

長女は、低体重で生まれ、胞状奇胎という病気で、

抗がん剤治療もあり、大変な日々で、

次女も生まれ、熊本への引っ越し。

仕事復帰が遠のいていくのを感じました。

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子供達が少し大きくなってきた頃、

仕事を探し始めましたが、

長女の体調も安定しないため、苦戦が続きました。

運よく、訪問マッサージの会社に就職でき、

そこでの４年間で、

鍼灸マッサージ師としての

カンを取り戻すことが出来ました。

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子供を育てながらの仕事の大変さや

身体の辛さを経験し、

自分と同じ様な境遇の女性や

子供たちの助けになれれば…

と考えるようになり、

開業を意識するようになりましたが、

子育てをしながら出来るだろうか？

私の実力でどれだけのことが出来るだろう？

絶対できない！できるはずがない！でもやりたい…

 

そんな自問自答を繰り返し、

周りの方の助言や力を借りて、

やっと自宅サロンをオープンするに至ったのです。

オープンしてからは、

講演会や勉強会などに積極的に参加し、

いつの間にか、

経営者として強くなったように思います。

人は、本当にやりたいことを見つけ、

決めてしまえば行動出来るものですね。

 

自宅サロンは多くの皆様にご来院頂きましたが、

もっと多くの皆様のお役に立てれば…

という思いがふつふつと沸き起こり、

これは！と思える、ステキな物件を見つけ、

今の＜ひだまり鍼灸院＞ができたのです。

 

ワンオペ育児をしながら、

それでもやりたい！と思ったのは

女性を笑顔にすることができる

素晴らしい仕事だからです。

 

女性の笑顔が社会の笑顔につながると

思っているからです。

これからも女性たちの笑顔をどんどん増やしたい。

私の経験を通して

皆さまの何かのきっかけになったり、

より身近に感じてもらえると幸いです。